雄大な阿蘇のすそ野で、おいしいサツマイモや果物類を生産しているタカハマ観光農園。
大津の大地は阿蘇の火山灰土。サツマイモの栽培にはピッタリの環境のため全国でも有数のサツマイモの産地です。タカハマ農園では、この恵まれた土壌を利用しミネラル農法で栽培。ミネラルをたっぷり含んだお芋や果物を生産しています。
タカハマ農園で人気なのは、なんといっても高糖度で甘く熟したサツマイモ。
べにはるかは「美人な芋」、シルクスイートは「肥後シルク」というブランドで販売しており、 丸ごと食べられるデリケートな皮とその濃厚な甘さが人気の品種。毎年、県内外から注文が入ります。
美味しさの秘訣は、掘ってからすぐ出荷せず芋専用の貯蔵庫で約1か月ほど寝かせること。そうすることで糖度が40度以上になり最高の状態で味わえます。
銅銭糖とコラボしたキンカン「黄金」
「黄金」ブランドのキンカンは化学肥料を使わないハウス栽培。ハウスの中には300本以上の金柑があり、美味しい状態で収穫できるように高さを切り揃えられ小まめに手入れされています。
浪花屋本店、中村製粉とのコラボレーションから誕生した「きんかん銅銭糖」にも「黄金」が使われており、鮮やかなオレンジの玉は見た目を裏切らない酸味と甘さのバランスが絶品。
銅銭糖のきんかん餡は、白餡の甘さにキンカンの爽やかさが光ります。
収穫時期(1月中旬~3月中旬)以外でも冷凍保存し1年を通して提供されているので、年中味わう事ができ、お菓子など数多くの加工品に使用。主張しすぎない存在感がアクセントになっています。
大津銘菓 銅銭糖の浪花屋本店
安政時代に浪花屋本店から生まれた銅銭糖は大津を代表するお菓子です。
賞味期限が短い理由は、柔らかさの証です。
伝統と最新米粉の中村製粉
昔ながらの焙煎機を使った風味豊かな米粉から、デコレーションだんご、ハイブリッド米粉など野菜パウダーを融合させた新しい米粉の開発も展開。
「楽しみたい、楽しんでもらいたい」が伝わる農園
タカハマ農園社長の高濱一昭さんはとにかくパワフル!
タカハマ農園の収穫体験では、サツマイモ、金柑の他に太秋柿、マスカット、びわ、ブルーベリーなど数々の果物が勢ぞろい。近年は、太秋柿やマスカットの収穫体験も人気だとか。
大津町内に3か所の畑を持ち、どこの畑も手入れがされて「この畑にはマスカットを増やす」「ここでは新しいものを植えたい」など高濱さんの構想が広がります。
人気の太秋柿も大きく甘い柿に仕上げるだけでなく、収穫しやすい枝ぶりなど常にお客様ファーストで手入れをされています。
子ども達にはカブトムシの幼虫をプレゼント
農園内にはカブトムシの幼虫がたくさん。それを来園の子ども達にプレゼントするためクヌギの朽木の腐葉土で飼育されており、数千のカブトムシの幼虫がいます。
「子ども達が喜ぶでしょう」と目を細める高濱さんが一番楽しまれているのかも。
ミネラルたっぷりの土壌で育った、まるまると大きな幼虫が立派なカブトムシになってお目見えするでしょう。
まだまだ広がる構想
広大な土地で主要な果物をはじめ、ブルーベリー、枇杷、桃、檸檬、晩白柚、くるみ、里芋などたくさんの果物、芋類を毎日大切に育てる高濱さんの源は
お客様に一年を通して楽しんでもらいたい
という気持ちから。
季節ごとに収穫ができれば、年間を通して大津の良さと美味しさが伝えられるという想いが高濱さんを掻き立てます。
栽培だけでなく、太秋柿の完熟した甘さをそのまま活かした無添加ペースト(シャーベット)の商品開発にも注力されています。
企業情報
自然を愛し、作物を愛し、大津を愛する高濱さんが運営する観光農園。
雄大な景色に囲まれておいしい空気の中で自分で収穫した作物をいただくと、美味しさもひとしおです。
高濱さんが真心こめて育てた作物の収穫体験は老若男女問わず、家族・友人・学校・職場・1人でも楽しめます!
会社名 | 有限会社 百商 タカハマ観光農園 |
TEL | 096-293-3934 |
FAX | 096-293-0479 |
住所 | 〒 熊本県菊池郡大津町高尾野827-3 |
営業時間 | |
定休日 | |
収穫体験 | サツマイモ 10月~11月 キンカン 1月中旬~3月中旬 太秋柿 9月~11月 マスカット |
URL | http://www.asoimo.com/ |